私は日本人でイタリアに住んでいるのでここでは外国人である。(当たり前なのですが)外国人がイタリアに住むには
Permesso di soggiorno(ペルメッソ ディ ソッジョルノ)、滞在許可証がいる。今日はこの更新の手続きの為に
Questura(クエストゥーラ)警察署にいく。カッラーラにも警察署はあるけれどMassa(マッサ)の方へペルメッソの更新は行かないといけない。このペルメッソソッジョルノには私たち外人はいつも泣かされる。なぜなら
Burocrazia italiana(イタリア官僚制度)を真に受けるからである。私たち日本人からみたらとてもずさんで横柄なのです。窓口に行くまでに何時間も待たされたあげくの果て12時になったからといって今日はここまでと目の前で終わられてしまう事もよくありました。今年からシステムが変わってまずペルメッソの期限がきれるときに更新の必要書類を持っていきその後クエストゥーラから召集の手紙が来ます。その召集日が書類を提出してから約3ヶ月後、それで滞在許可証がもらえるのかと言ったらちがって今度は指紋を全部とるのです。そして新しい滞在許可証をもらえるのは更に4ヶ月後らしいです。そしてその滞在許可証の有効期限が一年だとするとまた5ヶ月後には更新の手続きをしないと行けません。労働滞在許可証を続けて6年持っていれば
Carta di soggiorno(カルタ ディ ソッジョルノ)といって永住権を取る資格があるそうなのですが、私の場合まだ年数が足りません。今日、イタリアのプロディ政権が崩れましたので滞在許可証についてもまた規則が変わると思います。
マッサの警察署
マッサにはオレンジやレモンの木が所々でみられる。