職人

カッラーラは大理石の産地で職人の街です。職人さんは自分の腕に自信がありますのでとても頑固です。お金や権力では動きません。でも友達になるととことん助けてくれます。
カッラーラに来て友達って何だろう?真剣に考えた事何度もある。知ってる年数が長いと短いとか、会ってる回数が多いとか少ないとか?それよりももっと大切な心が通じ合うのが友達。ずーっと会ってなくてもその人を思えば温かい気持ちになれるのが大切。今日は私の家にたくさんの職人さんが来てくれた。
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こちらはFalegname(ファレニャーメ)木工職人のジュセッペです。サロンの絵を飾る軸を覆うパネルを取り付けてくれています。


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これは大理石の端に傾斜をつけてくれています。


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行き先はこちらです。これは家が湿気がこないように家の床の下の部分にパイプを通して空気が通るようにする方法があり、そのパイプの外に出てきた部分です。そのままにしておくのは外観上にもよくないので大理石職人、彫刻家オリヴァーが考えてくれました。


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こちらは大理石職人、彫刻家のオリヴィエロです。えっ?「コワーーイ!!」?
分かります。人は見かけで判断してはだめと言いますがこれはちょっと怖いよね。そして怪しいし。友達でいるの考えようかな?(笑)
# by galleriaarsapua | 2008-02-26 03:37 | 家作り | Comments(0)

まき木

イタリアの家ではCamino(カッミーノ)といって暖炉がある家が多い。そしてそれを大切にする精神を感じる。暖炉のそばで家族が暖をとる光景がイタリア人の原点なのかもしれない。私の家はlegno(レーニョ)、まき木がたくさんある。庭を整理するときに栗の木やいろんな木も一緒に切ったので一生分くらい暖炉に使えるまき木がある。(笑)でも私の家には暖炉がない。作り忘れているのではなく時間がなくてまだ作っていない。一応、暖炉の場所にする予定の上にcanna fumaria(カンナフマリア)煙突は作ってもらっている。オリヴァーは私の家から車で10分くらいのところにある山の中腹に暮らしている。彼の家には暖炉がある。今日はまき木を少し自分の家に持って帰りました。
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           まきを斧で割るオリヴィエロ
# by galleriaarsapua | 2008-02-24 02:48 | イタリアの生活 | Comments(2)

待ち人来る?

今日も本当に春の陽気。朝から我が家にはfalegname(ファーレニャーメ)木工職人が二人来てサロンの仕上げなどをしてくれて賑やか。そうこうしていると先日かったソファーベッドがIKEAから届く。
待ち人来る?_d0136540_264170.jpgh&wさんに作って頂いたクッションカバーを置いてみるとぴったりです。これは一階の客室で二階の分はブルーを選びました。このソファーベッドで客室の家具は全部そろいました。

もうすぐ春です。家作りに終わりはないのですが春には一段落させた形をお披露目させたいと思っています。後ひと頑張りです。
# by galleriaarsapua | 2008-02-23 02:10 | 家作り | Comments(2)

春近し

今日は春のような日差しで暖かった。昼からは家作りに参加。裏の階段の大理石のレヴィガーレの仕事が与えられる。春近し_d0136540_1243033.jpg
zoccolino(ゾッコリーノ)といって階段と壁を繋ぐ土台を大理石の板を張ります。担当のオリヴァーはやはりプロなのでまっすぐ一直線に象ってくれます。下から二段目のゾッコリーノがないのは私が別の場所に持っていってレヴィガーレしているからです。


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ジャーン!このように私もお仕事に参加です。
この家は本当に大理石をふんだんに使っています。大理石は白いのでやはりしみにならないようにメンテナンスしないと行けません。レヴィガーレの仕事が終わったら今度はしみ防止剤を吸い込ませる仕事が待ってます。自然の素材は美しくていいのですが美しさを保つ為には努力が必要です。私はいつも家と庭のメンテナンスばかりしているので自分のメンテナンスも時にはしないといけませんね。(笑)
# by galleriaarsapua | 2008-02-22 01:38 | 家作り | Comments(4)

パッチワーク

先日、hさん達に縫い上げてもらったベッドカバーにアクセントを付けるべく、パッチワークをしようと思いつく。イタリアに来る前は裁縫をしようと和の布地やいろんな柄の布地を集めていた。イタリアに来てこちらの生活に慣れるのが精一杯だったのか日本でしていた事を全くしていない。これからは少しずつ要領よく時間を作ってがんばってみよう。
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# by galleriaarsapua | 2008-02-20 01:24 | 手仕事 | Comments(2)

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


by galleriaarsapua