10月3日、朝,いつものように起きてすぐに寝室の窓を開けて葡萄畑を見る。
そうすると私の視線を感じたのか、沢山の小鳥が一斉に葡萄畑から飛び立っていくのを見る。
葡萄畑をチェックしながらオリヴィエロに電話。
私たちは4日(金)にベンデミアをする予定でした。
でも大勢の小鳥が来て葡萄を食べられたら今まで頑張って守ってきた葡萄が台無しになる。
1日早めて3日にヴェンデミアすることにしました。
助っ人なしでまずは私一人で始める。
午後からオリヴィエロと彼の友達が助っ人で来てくれた。
葡萄を積んでいるとカマキリがいる。
カマキリはこの時期よく見る。
オリヴィエロが「L'amante di relisione(宗教の愛人)」だと教えてくれる。
どういう意味かというと顔だけみたらまるで聖人のように大人しげだけれどオスと交尾した後、そのオスを食べてしまう昆虫だと説明してくれました。
カマキリ、すごいな。魔性の女だったんだ。。。
残っていた葡萄達、カベルネ、ソヴィニョン、サンジョベーゼ達です。
今年は去年の4倍近くの収穫量です。
ここからは新たな助っ人、モモちゃんパパが頑張ってくれました。
葡萄を絞ってそして機械を洗ったりして終わった頃はもう外は真っ暗でした。
実は私は夕食の誘いを受けていたのに終わった頃は約束の時間を1時間過ぎていました。
申し訳ない気持ちで電話をしたらいつもと変わらずやさしいEさんは私さえよければ来て下さい。とー
急いでお宅に伺うとー
いなり寿司ときんぴらと湯豆腐を用意してくれていました。
Eさんも娘さんのMちゃんも食べずに私を待っていてくれていました。
その優しさに胸が熱くなりました。
こんないい友達がイタリアでももてるなんて私はなんて幸せでしょう。
よく冷えたスプマンテと青森の貴重な日本酒を熱燗にしてくれていました。
この日は前夜祭です。
いつもありがとう−Eさん。
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Moreそしてー