今日はベネチアからのお客様と一緒にラルドディコロンナータの生産者巡りをしにコロンナータへ行きました。
ラルドとは豚の背脂身ラードのことです。
この脂身を大理石の容器にオリガノなどのスパイスと岩塩と一緒につけ込むこと6ヶ月。
6ヶ月後には悪質なこれストロールなどは水分と一緒に吸い出されて良質のタンパク質だけが残ります。
こらは大昔からの大理石の採石職人の栄養源でありました。
今ではラルドディコロンナータは高級食材に入ります。
今日訪ねたラルド屋さんはー
こちらのお店の経営者ブルーナは女性一人でこのラルド屋さんを切り盛りししています。
ブルーナにラルドの作り方は勿論それ以外にも経営者としての哲学や仕事に対する思いを聞きました。
今までも彼女のことよく知っていましたが改めてインタビューを通して彼女のラルドに対する思いなどー
彼女の人間性が反影されていてラルドもご覧の通りとてもピュアで美しいです。
容器に入っているラルドをブルーな自ら切ってくれました。
塩をのけて薄切りにして試食させてもらいました。
口の中でとろけるラルドは豚の脂身とは思えません。
とても洗練されているけれど香草やスパイスなどの香りがただよいレトロな味を思い起こします。
ブルーナのお店を後にしてもう一軒、別のラロド屋さんに行きました。
そこはブルーなのとこの6倍くらい大きくて大量にラルドも生産しています。
それぞれの経営者を見て色々考えさせられました。
コロンナータから降りてきてカッラーラ旧市街を観光していたら虹が出てきました。
虹を見たらなんだかいい事がありそうで嬉しくなります。
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