日曜の昼食
2008年 03月 17日
今日のメンバーはSGFという彫刻工房の経営者の一人のパオロ、詩人のフィリッポ、その彼女で陶芸作家のレッラ、おなじみ彫刻家のオリヴィエロです。私が日本食を振る舞いました。イタリア人に寄ってはイタリア料理が一番と思って知らない国の料理を食べるのを敬遠する人も居ますがこのメンバーは目新しいお料理もトライしてくれる人たちなのでイタリア人向けというよりも自分の味で料理しました。
メニューはマグロのちらし寿司、蛸と青ネギのぬた、ほうれん草のごま和え、にんじんとセロリのきんぴら、アサリの吸い物、野菜のかき揚げです。
食事会は2時半から始めました。パオロが午前中畑での仕事があるので少し時間をずらす事にしました。食事が終わって皆、喋る喋る。私のイタリア語力ではこの会話を理解するだけで精一杯。話は芸術論から世界情勢、哲学論や畑についてなどなどとどまる事なく8時半まで続きました。私ももっとイタリア語がんばって皆と一緒に議論し合えたら楽しいだろうな。イタリアに居てもコンピューターのお陰で日本の新聞が読め、日本のテレビまで見れる。そんな生活をしているとイタリアに居ても日本語で生活できてしまう。これはイタリア語を学ぶには非常に危険で、時にはこうしてイタリア人の中に身を置かないといけない。イタリア人と一対一だったら相手は私にあわせてゆっくり話したりするが、イタリア人同士の会話に参加しているとスピーディな生のイタリア語を感じる事が出来るのだなと。今日は6時間イタリア語のヒアリングのレッスンをしたのと一緒だ。山の中で暮らしていると居心地がいいのでついつい引きこもりがちになってしまう。もっと街に繰り出してイタリア人とも交流しなければ。と感じている今日この頃です。
パオロが持ってきてくれた畑の野菜。一株直径30cmのカリフラワー
美味しそうなメニューを読みながら、カッラーラでの日々を懐かしく思い出しています。自然の中でホントに楽しく幸せな・・・天国にいるような・・・
和子さんのお家はそんな癒しの空気が流れているね!と話しています。
お友達や生徒さんにお話ししたり、またブログを見て下さってて、
いつか行きたいと楽しみにしてられます(^-^)
イタリア語の会話・・・和子さんでもそうなんですね(・0・)
せめて覚えたことは忘れないようにと思いながら、次はもう少しは!と
思う今日です。