お掃除

私の仕事は掃除のおばさん。仕事場はこのカッラーラの新しい家。初めてイタリアに来たとき(2000年)、イタリア人のマンマの掃除のすごさに感動した。床をお皿みたいにピカッピカに磨くのですから。近所のシニューラの家でお掃除の仕方を延々とみて学んだ記憶がある。そのときは直ぐに日本に帰ったので日本で掃除を徹底させたい。と本屋に行って「掃除の女王が教える掃除のテクニック」とやらを買ってきて熟読しパート2なるものも買って読んだ。でもよんでも何も変わらない。掃除片付けはしないといけない。別に全く掃除や片付けができていない訳ではなかったけれどその家に入った瞬間に流れる気、スキーッと片付いた家にいくとそこに居るだけで気分がいい。そんな事を夢見ながら片付けや掃除をがんばった。私には掃除の先生までいる。でも本来の私の遺伝子にそういう能力は組み込まれていなくて後天的に努力をして培おうとしているので時々無理がある。だからゲストが来てくれる事でがんばって片付けなきゃと張り切らないといけない。そしてそのおかげで片付くからありがたい。今日もその一日だった。私の友達で掃除や片付けが遺伝子に組み込まれてる人が入る。彼女の家にいつ行ってもビシーっと片付いていて例外がない。片付ける事が彼女にとって当たり前であり放っておく事の方が気持ち悪いそうです。うらやましい。そんな風に今度生まれてきたらなっていたい。
by galleriaarsapua | 2008-02-01 02:38 | ひとり言 | Comments(0)

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


by galleriaarsapua