ご無沙汰しておりました。
毎日、忙しくしていました。
レポートしたいことが沢山あるのですが、まずはー
友人の映画監督・岡野晃子さんの映画「手でふれてみる世界(Le mani toccano il mondo)」が、イタリアで上映されました。
彫刻の街ピエトラサンタで上映することになり、映画監督の岡野晃子さんも、イタリアに来られて出席されました。
映画は目の見えない夫婦が手で触れる美術館(主に彫刻)をアンコーナで、作られて運営されていて、その美術館でのドキュメンタリー映画になっています。
本当に内容が濃く、美術的内容としてもレベルが高いのですが、美術関係者以外のかたでも、新しい彫刻の世界へ導いてくれるような内容になっていました。
長く愛される映画になると、確信し、感激した夜でした。
そしてその翌日は、岡野晃子さん主宰の昼食会をなんと、我家で行うことになりました。
そしてこれまた、同じ時期に、出汁料理家のちえちゃんも、画家の妹、森ひろ子さんと、奈良のとっても素敵なパスティッチェリア「クリアン」のオーナー千佳さんと一緒に来ていたのです。
昼食会の為にこの強力な三人が力を合わせてくれました。
前夜から何やら、画家の森ひろ子さんが、切ったり貼ったり、作成しています。
そして、奈良の有名お菓子屋さん「クリアン」の店主ちかさんもー
かわいいプチシューを焼いて、試作してくださいました。
そして何よりも料理家ちえちゃんが、いつもの様に凄い底力をみせてくれました。
当日は、三人様、パリへ出発する為に食事会は参加できず、ですが、出発1分前まで準備してくれました。
まずはー
森ひろ子さんが、盲目の方にもわかる様に、触れでわかるメニューを作成してくれました。
私のワインと合わせた素敵なメニューも。
他にも沢山おいしい物を作ってくれましたちえちゃんを始め、3人様、サムライの様に、格好よく去って行きました。
アンティパスト
左から時計回りに、マスカルポーネと葡萄、ひじきのパテのクロスティーニ、トマトの寿司、キュウリの寿司、フィラデルフィアと玉ねぎのシュー、カボチャとスペックのシュー
こんな愛情こもったお料理を食べられて、とっても幸せでした。
心の底から温かいものがわき上がってきて、幸せいっぱいな時間でした。
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