雨の中の、野良猫を思う。

今年の冬は暖冬です。

数年前も暖冬でしたが、2月から寒くなり、3月に雪が降って積もった事もー

だからこのまま春が来るか？はわかりませんが、12月はほぼ毎日雨で、昨日も今日も雨。

外猫の、トラ子とタビの事が不憫で、12月にいつも餌を上げる彫刻に、ブルーシートをかけました。

横からの雨風が防げたら、雨のときに過ごせる場所になればいいな、と願ってー

ブルーシートをかけた時、丁度タビがいました。

でも翌朝は、タビはいませんでした。

タビはタビの寝所があるのか、と、それはそれで、頼もしく思っていました。

でも最近、朝餌をあげにいくと、ブルーシートの中で寝ていたトラ子が出てきたりして、この場所が、雨風、凌げる安全な場所だと思っているようです。

今日も一日雨、夕方、外キッチンにいくと、何とトラ子が、石釜の下の段ボールの中から出てきました。

「ここはトラ子の家じゃないよ」っていうと、逃げていきました。

雨だからちょっとかわいそうだけれど、折角ブルーシートをかけたから、そこにいてほしいな、って思って家に入り、しばらくして雨が降っていたけれど、餌をあげにいくと、

ブルーシートの中から、トラ子とタビが出てきました。

「ここに居たんだね、えらいぞ、ガンバレ」っていって、餌をあげて帰ってきました。

寒い中、外でいる猫を思うと、不憫でどうすればいいのか？と心を痛めていましたが、最近は、それぞれが、それぞれの運命を受け止めて、逞しく生きてほしい、と願う様になりました。

ブルーシートの前でトラ子

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