ヴァンジ美術館へ

今回の帰国時での大きなイベント、静岡県にあるヴァンジ美術館で行われている
「すべてのひとに石がひつよう」の展覧会を訪ねる事です。
亡き夫の彫刻「魂の化石」も出展しています。
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スイセンが綺麗に咲いていました。

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スイセンだけでなくクレマチスを始め、沢山の花々が綺麗に整備されて咲いています。
そんなお庭を通って美術館に入ってすぐにーー

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大木達美の「魂の化石」がありました。

これは転生輪廻を表しています。
真ん中の碑が現在(今世)右が過去(前世)左が未来(来世)
今世の透けている部分が人生の長さです。
時間とは一瞬一瞬の繫がりであり、その時間の繫がりが人生になっています。
過去から現在に繋がっていて、そして現在は未来に繋がっている。

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魂は繋がって行く。というような事を伝えたかったようです。

そしてトークショーもさせて頂きました。

カッラーラで家を買った経緯、亡き夫の作品を日本から運んで設置した様子や、葡萄畑を作った様子等、も写真を見せながらお話ししました。
もっと話そうと思って用意していた事は半分も話せませんでしたが、よい経験でした。


その後はー
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ヴァンジ美術館に併設されている和食レストラン「テッセン」で私のワイン会。
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ワインの説明もさせて頂きました。
皆さん、和気あいあいといい感じでした。

この日は、カッラーラのB&Bに来てくれた友達、静岡の友達、京都の友達、東京からの友達が、それぞれまた友達を連れてきてくれて、沢山の初めまして、の出会いもありましたが、一つの驚きの再会もありました。

それはもう15年近く前になるのですが、大阪のTV「グッと地球便」というのに出た事がありました。
そのテレビを見て、感動してくれた、中学生の男の子からブログにコメントをもらいました。
「テレビを見て感動しました。僕も頑張ります」とー
そして、また何年経って「今は大学生です、今、僕が頑張っているのは、あのときみたTVで貴方が頑張っていたからです」とー
そして、その数年後、カッラーラの我家にお友達と来てくれました。
まるで、親戚の子が来る気持ちで迎えました。
一緒にワインを飲みながら、ご飯を食べて、ゆとり教育の話等、子供といってもおかしくない世代の子達との会話を、新鮮に感じていました。
そして、今回、その子が来てくれてたのです。
今は、J○Lで操縦士、パイロットをしているとー
凄く嬉しかったです。
今回は私が元気と勇気をもらいました。
その他の方々にも本当にありがとうございました。




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by galleriaarsapua | 2022-04-12 06:48 | 彫刻

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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