システィーナ礼拝堂〜ミケランジェロの画

いよいよお待ちかねのシスティーナ礼拝堂に入ります。
ちょっとドキドキしてました。

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(画像拝借)

豪華絢爛とはこういう事でしょうね。
ミケランジェロだけでなく、ラファエロを初めとする他の画家達のフレスコ画も並びます。
天井画は1508年ー1512年の4年かけて制作。
アシスタントもなく、制作中は誰も礼拝堂に入れないで、一人で制作したのは有名なお話。

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(画像拝借)

天井の装飾の中心をなすのは、『創世記』に取材した9つの場面であり、中でも『アダムの創造』が著名である。父なる神の指とアダムの指とが触れ合おうとする場面は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』と並んでよく知られた画像である。〜Wikipediaより

天井画ももちろん素晴らしいのですが、私がもっと心を打たれたのは、1541年に完成させた、祭壇壁画「最後の審判」
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(画像拝借)

『最後の審判』には400名以上の人物が描かれている。中央では再臨したイエス・キリストが死者に裁きを下しており、向かって左側には天国へと昇天していく人々が、右側には地獄へと堕ちていく人々が描写されている。右下の水面に浮かんだ舟の上で、亡者に向かって櫂を振りかざしているのは冥府の渡し守カロンであり、この舟に乗せられた死者は、アケローン川を渡って地獄の各階層へと振り分けられていくという。ミケランジェロはこの地獄風景を描くのに、ダンテの『神曲』地獄篇のイメージを借りた。

群像に裸体が多く、儀典長からこの点を非難され、「着衣をさせよ」という勧告が出されたこともある。ミケランジェロはこれを怨んで、地獄に自分の芸術を理解しなかった儀典長を配したというエピソードもある。さらにこの件に対して儀典長がパウルス3世に抗議したところ、「煉獄はともかく、地獄では私は何の権限も無い」と冗談交じりに受け流されたという。また、キリストの右下には自身の生皮を持つパルトロマイが描かれているが、この生皮はミケランジェロの自画像とされる。また画面左下方に、ミケランジェロが青年時代に説教を聴いたとされるサヴォナローラらしき人物も描かれている。

〜Wikipediaより



今まで見た、フレスコ画とは違う、新しさ、オリジナリティを感じました。
そして天井画を制作した時よりも、ミケランジェロにも何だか余裕を感じました。
圧巻です。
凄い!凄い!凄い!!!

本当に素晴らしい作品、イタリアの人類の宝物だと感じました。

ミケランジェロは不滅です。

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by galleriaarsapua | 2021-11-28 03:29 | 芸術

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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