養蜂を始めて丸6年。
その間の4年間、頑張ってくれた女王蜂がいました。
この女王蜂は素晴らしく、越冬できる様に、自分たちで、冬用の蜜を冬が始まるまでに溜めていたり、
無駄に私に蜜をくれなかったり、そして冬の間、巣箱を綺麗にミツバチに掃除させていたりーー
何よりもミツバチが攻撃的でなくて、統制が取れていたのです。
これらはみんな女王蜂のおかげ。
そんな女王蜂を私は大尊敬していて、密かに彼女の行方を見守っていました。
今年4年目なのに、たくさん卵を産んで、栗の蜂蜜をたくさん集めてくれました。
でもそろそろ寿命のはず、、、と思っていたのです。
先日、蜂のファミリーの点検に行った際、その女王蜂のファミリーの巣箱が、空っぽになっていました。
正確には数匹蜂はいましたが、明らかに空っぽ。
女王蜂と一緒に蜂のファミリーが引っ越したのか?
猫みたいに、寿命を悟った女王蜂が、ミツバチを連れて死ににいったのか?などなど考えていたら、
数匹のこっていた蜂の中に、女王蜂がいました。
丁度、女王蜂をいれる箱を持っていたので、そこにまず移しました。
養蜂の先輩に電話して、相談すると、その女王蜂は、もう卵を産む事が出来なくて、この冬を越すことができないから、ミツバチ達が、いなくなったんだ。
もう(死ぬのは)時間の問題だとーーー
女王蜂をサロンに連れて行って、蜂蜜をあげて、様子を見ていました。
翌日、動かなくなっている女王蜂がいました。
箱を開けて、触ってみると、手足を動かしました。
まだいきています。
そっとしておいて、数時間経ってみてみると、もうすっかり死んでいました。
感謝の気持ちで手を合わせて、裏庭のハーブ畑に埋めました。
この女王蜂の様になりたいです。
最後を看取れて(?)幸せでした。
追伸
まだ電話回線が復活しません。
電話会社の対応もよくなくて、いい気分ではありません。
今はカッラーラのバールでWi-Fi使って更新しています。
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