「すべてのひとに石がひつよう」10月23日からヴァンジ彫刻庭園美術館で始まる展覧会に、大木達美の作品の出品のお話を頂いたのが、今年の春、4月でした。
2020年秋、カッラーラの我家へ共通の友人と一緒にいらしてくださった館長様からのお誘いでした。
2021年は大木達美が亡くなって20周年という、節目の年でもあり、富士山の麓にあるヴァンジ庭園美術館のある、クレマチスの丘は、私の中でも上位に入るパワースポットでもあり、そのお誘いが有り難く快諾させて頂きました。
大木達美の美術館になっている我家のサロンを見渡し、没後20周年に日本で展示する作品として、迷わずに
「魂の化石〜Fossile della Aniima」を選びました。
彼がこの作品を作った1980年、この作品に込めた彼のメッセージを紹介させて頂きます。
「1980年、ちょうどその頃、私の実父やイタリアで母のような存在のエメリッタ(Emerita Biaggio)が亡くなり、私の心は神を求めた。
病床にある人にやすらぎを与えられる作品を制作する事を欲した。〜大木達美」
そんな思いを込めて完成された作品が40年以上の時を経て、初めて日本でお披露目されます。
ご高覧頂けましたら幸いです。
魂の化石〜Fossile dell' Anima
場所
ヴァンジ彫刻庭園美術館
〒411-0931 静岡県駿東郡長泉町東野 クレマチスの丘3471
会期
2021年10月23日(土)ー2022年3月29日(火)
参加作家
イケムラレイコ、大木達美、北川太郎、ホセイン・ゴルバ、長谷川さち、廣瀬智央、冨長敦也、ジュリアーノ・ヴァンジ
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