口内大改造

今日は午前中と午後、それぞれ別々の歯医者さんの予約がありました。
まず、午前中は、元々7月に、歯が痛くなり、顔まで腫れて、駆け込み寺みたいに、駆け込んだ歯医者さんに、その時の根本治療をする為に行きました。
原因は虫歯でも歯周病でもなくて、根尖性歯周炎という病気の疑いがあると、日本の歯医者さんに言われていました。
私は、歯科医師レベルの歯科衛生士の親友が東京にいて、日本に帰国の際は、彼女の働いている病院で、歯の掃除とチェックを欠かさずにしています。
そのおかげで、イタリアに住んでからも、歯のトラブルに合う事はありませんでしたが、更年期にさしかかる近年、色々と免疫系も弱ってきているようで、今まで起きなかったことも起きてきています。
日本のお医者さんからは、「イタリアの歯医者さんに通った方がいい」といわれていたけれど、急を要しないこともあり、だましだまし過ごしていたのですが、7月の多忙中m歯がいたくて顔が腫れました。
歯に負担が来たのは、ストレス等で、寝ている時や気がついたら、歯を食いしばってしまい、それも私の歯の噛み合わせが悪いので、一つの歯を集中的に食いしばることで、その歯の根っこが歯茎を押し込んで、炎症が起きて、膿みが生じてしまうということで、抗生物質を処方されて、少しはましになったのですが、根本的に治療しようと言う事で、メスで歯茎を切って、中をみようと言う事になりました。
その結果、問題の歯の根っこは3つあり、一つの根っこが、炎症が起きていて化膿があった部分を切除してくれました。
かなり大掛かりな治療、というよりももう手術ですね。
約1時間かけてオペをしてくれました。
元々この歯医者さんは外科医だったようで、かなり切ったり、貼ったり、縫ったりするのは、得意なようで、潔く作業してくれて、痛い時も一瞬ありましたが、頑張れました。
終わった時は、何だか根っこから、完治していくようで、すっきりと嬉しかったです。
筋肉注射で、ステロイド剤を最後にうってくれました。
日本の歯科衛生士の友達にその事を話すと、「やはりイタリアは、西洋医学で徹底しているね、でもよかったね。」といってくれました。

そして午後からは、大人矯正のメンテナンスへ。
上の奥歯は順調に動いているようです。
今のところ痛いというよりも、歯が然るべきところに、移動しているようで、何だか気持ちいいのです。
といいながら、そのうち、「やっぱりいたいです。」なんていっているかもしれません。
まあ、始めて一ヶ月、今のところは順調です。

歯を根っこから治療したり、歯並びを改善させたりと、50歳を過ぎて、こんなに歯医者さんにお世話になるとは思ってはいませんでしたが、イタリアで、信頼できる歯医者さんに出会えて、本当に感謝です。


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by galleriaarsapua | 2021-08-26 06:49 | 大人歯科矯正

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