泉大津マスク問題
2020年 04月 24日
【想いと要望を伝えに総理官邸へ行ってきました】
長文になりますが、最後までお読み頂けると嬉しいです。
先週土曜日の総理記者会見で、火が付いた今回のマスク騒動(いわゆる、アベノマスクとアサヒノマスク)。
今しかないチャンスととらえ、官邸とのつながりも強い、遠藤敬代議士に相談をしたことから今回の機会を頂くことになりました。
泉大津のものづくりの技術やマスクプロジェクトが正しく伝えたいという想いと、おかしな方向にいった議論を早く終らせたいという想い、そして泉大津市を知ってもらうため。さらにもう一つの強い想いをもって官邸に行きました。
総理官邸で、総理大臣補佐官の木原稔氏と約40分面会をし。そののち官邸にてぶら下がり取材を受けました。
ちなみにマスコミで報道されているのはごく一部です。
木原総理補佐官との面会では、マスクプロジェクトの趣旨や騒動になったマスクのことを伝え、泉大津産マスクを安倍総理の分を含めて購入いただきました。じっくりとお話を聴いて頂き意見交換。そして、安倍総理宛に要望書を提出。要望内容は次の3点。
① 地方自治体の機動性を発揮するためにも、財源つき裁量権を与えていただきたい。
→一世帯に二枚配られているマスクなんかはマスクをつくれる繊維産地にも委ねてくれれば地方創生にもつながるし、今回のような非常事態時には意思決定と実行力のスピードが本当に必要。
② 新型コロナ治療に有効だと思われる治療法や手立てについての情報収集を地方自治体にも率先して取り組むよう要請をしていただきたい。またそのような取り組みに対する支援を願いたい。
③ ②の発案に対する受け皿を作ってほしい。
①の要望はもとより、実は②③を国の中枢にどうやったら伝えられるのか、新型コロナがおさまらない中、ずっと考えていました。そしてめぐってきたのが今回のチャンス。
考えは至ってシンプルです。日本を世界を救う方法、考え方やノウハウ、選択肢がどうやったら見つかるのか、増えるのか、毎日毎日考え情報を集め続けていました。(入院されている方は治療法がなく病室で経過観察をするしかない場合が多いという話を伺ったことがあります)
すると複数、効果的ではないかという予防や治療法の情報が集まってきました。独自の治療法ですでに臨床がはじまり効果が出ている現場があることを知りました。そこで使われている薬剤や投与方法、どういう医師がかかわっているのか、木原補佐官にかきあつめた資料を提供して説明。この前段には加藤厚生労働大臣にも直接お話をさせて頂きました。
現在ニュースになっているアビガン等以外にも、全国や世界にはあまり知られていない情報があるのだと思います。それらの情報を私のような一首長がもっていても、たとえその中に有効なものが含まれていても、個人での情報発信や取り扱いには限界があります。海外で認証されているのに、日本では認証されていない場合、なかなか日本の現場では進まないという現実や、逆に海外から先に・・・という話もよく耳にします。
②③の要望実施により、コロナ治療の選択肢が増えることにつながってほしい、効果的だと思われるものにどんどんスポットがあたってほしい。という強い想いを、政府中枢に伝えたいということも、今回の行動の根柢にありました。
マスコミ取材においても、これらのことについてもお話ししています。
国と地方が英知を結集していく、そういった流れをつくりたい。機を逸することなくチャンスをつかみ、執念をもってそれを最大限活かしていく。今回はそのための行動でした。
今回の場づくりでサポートを頂きました遠藤代議士に心から感謝を申し上げます。
尚、東京駅、国会間の移動は徒歩にする等、感染予防対策を徹底して移動をしました。
今後引き続き、長期化することを想定し、ステージに応じた対策をとっていきます。
安倍総理、泉大津のマスクつけてくれないかなあ。
追:泉大津商工会議所HPはサーバーダウン。泉大津市HPへのアクセス数は過去最高となりました。