パスクエッタが終わり、労働の時間が戻ってきました。
イタリアは封鎖期間で、殆どの業種の仕事はロックダウン中ですが、農業は続けて労働していいのです。
こんなことを言うのは、はばかれますが、私の暮らしは去年も一昨年も、そしてコロナで世界が変わりつつある中の、今年も変わっていません。
毎年この時期は、葡萄畑の始まりの時で、葡萄畑に張り付き始めている時期です。

葡萄の肥料やりを兼ねて、土を掘り返して、そこから出た大小の石を取り出して、水芭蕉の根っこをとって。。。

そんなことをしている間に桜の花が咲き始めて、葡萄の芽も生え始めます。
小さいうちに小さな葉剪定をすることが大切で、今日は白葡萄を始めました。

こんなことをしだして、かれこれ,10年になります。
理論というよりも、肌で覚えた感じがしています。
勿論、理論的なことも教えてもらいましたが、葡萄の木、それぞれのポテンシャルが違うので、全てが同じとは限らないのです。
今の私の手はぼろぼろです。
かさかさで所々あかぎれもあります。
うちの葡萄畑はビオ(有機農法)で除草剤を始め、農薬を使っていませんが、私はアレルギー体質なのか、土を触ると手がかさかさになります。
まあ、クリームを付けないという、横着な性格もあるのですが、、、(汗)
でもここまで痛くなると、クリームもオイルもつけてケアします。
そうすると手も復活してくれます。
何でも手をかけることですね。(笑)
毎日の労働の後の喜びは食べること。

今日は近所の最後のニラを摘んできて、レバニラ炒めとカボチャの煮物を作りました。
赤ワインとレバニラ炒めが合ました。
色んなことを考える程、頭が良くないので、今のこの暮らしを感謝して、一日一日を大切に過ごしたいです。
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