普通の暮らし

一昨日出されたイタリア全土の移動制限。
ネットでの情報を見ながら、自分の中でもそしゃくする。
今日の午前中、カッラーラで約束がある。
仕事ではないが、それで外出してもいいのか?と思い先方に電話すると、「大丈夫」といってくれたイタリア人の言葉を信じてカッラーラへ。
思ったよりも人は歩いていましたが、駐車が容易に出来たので、車での人は少ないのだと。
30分程の用事を済ませて家に帰る。
一応、自己申告書の記入済みの紙を持っていきましたが、提示させられることもありませんでした。
家に帰って、葡萄畑の仕事をしているあいだ、マヌーと連絡。
マヌーは全土に移動制限が出て、全員に外出制限が出たのはいいことだと、いう。
外出制限という規制を出して、ちょうどいいくらいのイタリア人なのかもしれません。
日本人はそんな政令がなくても、大人しく自粛する国民性がある。
そんなことを一日中考えて、普通に夕飯を食べて一日が終わろうとしています。
一日中考えたことは、幸いにも、日本で思ったほどコロナウイルスが拡大してないのは、日本の公衆トイレでも至る所で消毒液があるからではないだろうか?
もしくはやはり、お辞儀の文化で、お友達とも、以上にすきんしっぷすることがないからか??などと考えていました。

そしたら今日は3月11日(イタリア時間)
今のイタリアのコロナウイルスに対して先の見えない不安やストレスは、10年前、日本で原発事故での放射能に対して日本人が抱いていた不安やストレスに似ているかもしれない。
先の見えない現状を全てではないけれど打破した日本人。
きっとこのコロナ問題も打破できると信じたい。


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by galleriaarsapua | 2020-03-12 06:57 | イタリアの生活

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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