子年(ねずみどし)

今年は十二支の始まりの子年ですよね。
ねずみはコツコツと働き者で頭もいいという意味を持っているそうです。
十二支の始まりでもあるので、何だか縁起がいい気もしています。
そう思うのは亡き夫が子年だったのです。

年賀状にネズミのイラストを描くくらいで、そんなに年の干支を意識することなく、今までも暮らしてきましたが、去年のイノシシ年に、イノシシの被害が出て、今年はイタリアに帰って早々,ネズミの被害を受けました。
というのは、カンティーナにある、ボイラー室に、暖房の温度のチェックをしにいきましたら、何だか噛み砕かれた後の、電気線を守る為のスポンジ等が食い散らかされていました。
直にネズミの仕業とわかったとたん、ネズミが逃げようとしているところに遭遇。
ギャーーーと逃げる私。

直にネズミ対策をするべく、ネズミにかかる罠の道具や糊が着いたシートを買ってきて、ボイラー室に置きました。

イノシシ年の去年はイノシシの被害が、葡萄畑にあり、子年の今年はネズミの被害が、ボイラー室で起き、丑年の来年は、牛の被害が起きるのか?と冗談まじりに話してましたが、、、

ボイラー室のネズミは、空気孔から入ってきて出て行ったのか、それからは、居る気配がありません。

ただ、我家の台所にネズミが居て、ジジが狩ったということで、まだ他にも居るかもしれないと、神経質になって、糊の着いたねずみ取りシートを台所に数カ所に置いていました。

そのシートに引っかかったのは、ネズミではなくて、ジジでした。涙

私が居ない間、台所に徘徊したようで,ちゃっかりねずみ取りシートに乗ってそのまま動いて、その上で座っていたようです。涙

帰ってきてそれに気付いた私は、まずはシートを取り外しましたが、ジジには糊がべったり付いています。

どうしたらいいのだろう?とネットで調べてみましたら、小麦粉をまずはつけて、植物油で糊を取り除いて、食器洗剤で洗う。
と書いていました。

小麦粉をつけて、植物油で糊を取り除くことは、簡単ではないですが、なんとかできましたが、洗剤で洗うということが、出来ない。
猫は水をかけられることが嫌いなのです。

それでも、友達の手を借りて、ジジを綺麗に洗いました。

なんとか、油のにおいも取れて、リンダにも受け入れてもらっています。

この出来事を通じて、私はネズミに対する考えを改めました。

人間の都合でネズミを、こんな強力は粘着シートを使って殺そうとしていたことについて、、、

台所に来るネズミは小さな野ネズミで、別に悪いことをする訳ではない。
きちんと台所に窓を閉めていればネズミは入ってこないし、悪いことをする訳でもないのに、粘着シートを置きまくって、ネズミ退治する必要があったのかと?

人間のおごりみたいなものを、考えさせられました。

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聖光寺から頂いた開運、ネズミ




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by galleriaarsapua | 2020-02-28 05:31 | 季節のもの

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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