2018年 09月 21日
生まれ変わった?ジジ |
暑い夏は去年と変わりませんが、暑い9月は去年と違います。
去年は9月になって、冷蔵庫の様に寒くなりましたが、今年は、朝夕は肌寒いですが、日中は30℃近くまで気温は上がります。
幸いにも、湿気がないのが有り難いですが、、、
今年の8月は暑くて参りました。
ただでさえ,弱っていた猫のジジ、今年の夏、何があっても仕方ない、と、私の中で覚悟していました。
ジジは、ある瞬間から、私とリンダが寝ている、二階の私のプライベートの家に入らなくなりました。
眠る時も外のテラスで眠る様になりました。
暑いから?と思っていましたが、ある日の晩、ジジの姿がどこにも見えなくなりました。
その日も暑く、ジジはずーっと眠っていました。
その日に限らずジジはほぼ一日中眠っていたのですが、、、
猫は死ぬとき姿を隠して死ににいく、、、という事を色んな人から体験談を通して聞いていました。
ですから、ジジが姿を消して死ににいく事を覚悟していました。
でも、でも、神様に、ジジの命が天国に帰ったとしても、ジジの肉体を私に、ジジの大好きだったラベンダー畑の近くに葬らせてください,とお願いしていました。
でもその晩、暗い中、ジジの姿が見えません。
ジジは甘えん坊の恐がりです。
だからこの暗がりにジジが好んでいなくなる事は考えられません。
私は覚悟をしながらも、ジジを探さずにはいられませんでした。
泣きながら、「ジジージジージジー」と葡萄畑や我家の敷地内を隈無く探しました。
でもどこにも見つかりません。
リンダも一緒にジジを捜しましたが、どこにもいません。
リンダと何度もテラスを往復しましたがジジはいません。
それでもあきらめきれずに、ジジを捜してテラスに戻ってきたら、(きっと30分くらい経っていた)何とジジがいたのです。
ジジを抱きながら号泣しました。
「ありがとう、とごめんね。」っていう気持ちがわき上がってきました。
ごめんとは、ジジを引き止めてしまった事、、、
でもそれから、何とジジは生まれ変わった様に、強くなりました。
勿論ほぼ一日中眠っていて、貪るように食べる以外は寝ていますが、ひとりで下のテラスもしくはサロンで寝ています。
二階の私達の家には来ません。
そんな日が多分一ヶ月過ぎました。
ジジはもう前のように甘えん坊のジジではありません。
そして、肝臓の部分を触ったら存在していたまるいものも、今はありません。
食欲は相変わらずですが、強く逞しくなったジジ、でもちょっと悲しいのは、リンダがぺろぺろ優しくしても、知らんぷりして、無視しているジジ。
それには、ちょっと寂しい気持ちが正直、ありました。
ジジは生まれ変わって強くなったけれど、昔の優しいジジではない,と、、、
だけれども、今日、ジジはちょっとリンダに寄り添って昔の片鱗を感じさせてくれました。
写真も沢山撮りましたが、なぜだかコンピューターに取り込めず、ブログにアップできません。
またアップできる様になったら生まれ変わったジジの姿をのせますね。
元気になったご報告までー
by galleriaarsapua
| 2018-09-21 03:50
| 猫、動物
|
Comments(4)

泣きながらブログを読んでいました。
・・・奇跡は沢山見せていただいてきましたが・・・本当に本当に・・・あるんですね~ こんなことが!!
かずこさんの愛ですね、リンダちゃんの愛も。
・・・奇跡は沢山見せていただいてきましたが・・・本当に本当に・・・あるんですね~ こんなことが!!
かずこさんの愛ですね、リンダちゃんの愛も。
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良かった。生命は不思議です。
我が家の高齢猫も過去に数回もう死ぬかもと覚悟したことがあります。一度は、もうあと数時間の命だろうから家に連れて帰ってあげて、と獣医さんから言われ、頭もあげられないぐったりした猫を連れ帰ってきました。いつの瞬間に息絶えてもいいように家で4時間猫の手を握り続けました。 そのうち子供たちが帰ってきて家が騒がしくなってくると、だんだん元気が出てきて まず頭が動かせるようになり、上体が起こせるようになり、数日後には少しずつトイレまで歩けるようになり、1ヶ月後には走ってジャンプするまでに回復しました。 食が細くなったり、食欲が戻ったり、痩せたり、少し肉がついたりを繰り返しながら 現在に至ります。
飼い主は、本人の生きようとする力を全力でサポートするしかありませんよね。
私たちが長期で旅行に出た後や、獣医に預けたりすると、途端に生きる気を失うのか?弱ったりするので気をつけています。
我が家の高齢猫も過去に数回もう死ぬかもと覚悟したことがあります。一度は、もうあと数時間の命だろうから家に連れて帰ってあげて、と獣医さんから言われ、頭もあげられないぐったりした猫を連れ帰ってきました。いつの瞬間に息絶えてもいいように家で4時間猫の手を握り続けました。 そのうち子供たちが帰ってきて家が騒がしくなってくると、だんだん元気が出てきて まず頭が動かせるようになり、上体が起こせるようになり、数日後には少しずつトイレまで歩けるようになり、1ヶ月後には走ってジャンプするまでに回復しました。 食が細くなったり、食欲が戻ったり、痩せたり、少し肉がついたりを繰り返しながら 現在に至ります。
飼い主は、本人の生きようとする力を全力でサポートするしかありませんよね。
私たちが長期で旅行に出た後や、獣医に預けたりすると、途端に生きる気を失うのか?弱ったりするので気をつけています。
*Kcoさん、ありがとうございます。
前回のコメントもとても勇気づけられていました。
今回も貴重な体験談、ありがとうございます。
ジジは2ヶ月以上、病院にも行かず、薬も飲まずにいます。
今は私がいて、ジジの面倒を見ていますが、冬に日本に帰る時が心配です。
今はリンダと別々に寝ているので、それも心配ですが、、、
前回のコメントもとても勇気づけられていました。
今回も貴重な体験談、ありがとうございます。
ジジは2ヶ月以上、病院にも行かず、薬も飲まずにいます。
今は私がいて、ジジの面倒を見ていますが、冬に日本に帰る時が心配です。
今はリンダと別々に寝ているので、それも心配ですが、、、