葡萄の涙
2018年 03月 04日
おかげで、なんだか日本からの疲れもとれ、イタリアの時間に身体もなれたようです。
まだ腱鞘炎の手は治っていませんが、ゆるりと活動開始します。
まずは朝から、蜂の巣箱に砂糖のかたまりの餌を与えにいきました。
やはりこの寒さは弱い蜂のファミリーには応えたようです。
早く暖かくなって、元気な蜂達に再会したいです。
その後は、葡萄畑に繰り出しました。
3列だけ、ダニエレがし残した、剪定した枝を拾い集める仕事をしました。
やはり葡萄畑で仕事をしていると心が安らぎます。
今年も葡萄達のお世話、きちんと丁寧にー
ふと見上げると、
剪定したところから、樹液が流れてきます。
今年もいい葡萄を実につけてもらうために、剪定するのですが、葡萄は泣きます。
次のステップにいくための涙なのです。
「人間も泣く時は神様が人生によい実をつける為に用意してくれている」という話を、大阪の葡萄の産地(実は山梨よりも歴史があるのです)で育った
葡萄の神様みたいな人に、20代の頃、聞きました。
この話が私は大好きなのです。
今年は日本と、イタリアで寒くて長い冬を経験しました。
涙ではないけれど、寒さ厳しかった分、春の訪れが待ち遠しく、有り難く感じる事でしょう。
何年か前に桜の木の下に、お客様が水仙を植えてくれました。
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