孔雀のその後
2017年 05月 12日
10日の朝に突然現れた孔雀。
すぐに居なくなるかと、思っていたら、翌日の朝も起こされて、そして一日中、我家の葡萄畑やラベンダー畑をうろうろしていました。
私は一日葡萄畑や、蜂の点検等で働いていましたら、時々私をよんで(けっこううるさい)自分が歩いている姿を見せる。
もう歩き方もすごく気取っていて、自分の美しさを絶対に知っている。
夕方用事があって、一旦、家に帰ってきて、夜、蜂蜜の会合があったので急いで出かける。
家の敷地の丁度下の部分の一般道に、私の家よりもっと上の村の人が、車を止めて孔雀を捕まえようとしていた。
私が車を止めるてその様子を見ていたら彼は一旦やめて孔雀を見ていたので,私が車を降りて、「何しているの?」っていったら
「コロンナータから逃げてきたと思ったから捕まえてコロンナータに連れて行ってあげようと思った」というので「その孔雀は私のよ」というと「逃げてるから捕まえなくていいの?」って聞くので「ちゃんと帰ってくるから大丈夫」というと「わかった」というので私は車を出した。
ちょっと後悔しているのはその人が立ち去るまで車を見届けなかった事。
車を運転しながら、彼が私が居なくなった後,孔雀を捕まえにいかないといいけど。。。とちょっと不安になった。
夜遅くに家に帰り、朝6時前に起きて孔雀がいるか確かめたけれど、孔雀はもう居ない。
家に帰ったのかな?それだったらいいけれど、もしあの男の人に捕まえられて売られていたりしたらかわいそう。とか思った。
「もっと私が強く言うべきだったのかな?でも私の孔雀でもないし、、、」なんて考えも浮かんだりもしたけれど。
無事に家に帰ったんだと自分を納得させています。
「孔雀は時々姿を消します。何処かに遠足にでも行くのでしょうか。」
なるほど、もしかしたら孔雀は私の所に遠足に来たのかもしれませんね。
居心地がよかったら家の下の道路でウロウロしていたのかもしれないけれど、きっと賢い孔雀は飼い主の所に、戻ったんだと思います。
あんな美しい孔雀を飼い主が手放す訳がない。
私はちょっと寂しい気もしますが、人のものです。
ほしがりません。
孔雀で繋がったご縁、今後ともよろしくお願いします。