養蜂2年目

今日は夜の9時から養蜂の会合があり、行ってきました。
今年で養蜂を始めて2年目です。
1年経験した事は、本当に大きくて巣枠の並べ方も、今年は気をつけています。
先日、強群の蜂ファミリーが分蜂したかも知れない。
来た時からすごい数の蜂が居てさらに孵化する卵も一杯でー
分蜂というのは何か?という事を説明するとー
蜂のファミリーはまず、1枚の巣枠に多くて2000匹の働き蜂が住んでいます。
巣枠は最低でも5枠はあり、継ぎ足して10枠まで入れる事が出来ます。
ミツバチは何万匹いたとしても、女王蜂は一つの巣箱に一匹だけです。
巣枠は蜜をためる巣枠、そして女王蜂が卵を産んでミツバチがその卵に栄養を与えたりして孵化させる巣枠があります。
巣枠が蜜や卵でいっぱいになるとミツバチは働く場所を失うので女王蜂が生んだ卵に女王蜂の巣を作り始めて、沢山栄養を与えて、新しい女王蜂を誕生させようとします。
そして新しい女王蜂が誕生したら、巣箱に女王蜂が二匹に成るので、既存の女王蜂が半分くらいのミツバチと一緒に分蜂といって巣箱から旅立ちます。
それを避けるために、点検したときにミツバチ達が作った、女王蜂の巣(変室王台)を養蜂家が取り除いたり、潰したりする必要があります。
そしてその頃、巣箱の上に、人間用の蜂蜜の巣箱(メライオ)をおく事で、ミツバチ達は集めてきた蜜を、上の段の空いた巣枠に運ぶ仕事に集中してもらう様にするのです。
私の蜂のファミリーが分蜂したという事は、私が点検のときに、変室王台を見落として潰さなかったので女王蜂が誕生したという事に成ります。
超強群のファミリーは点検のとき、沢山の蜂が巣枠にへばりついているので、王台を見落としがちですが、もっと気をつけて丁寧に点検する必要がありました。
さて半分に成ったといってもミツバチはまだまだ沢山居ます。
そこに問題はないのですが問題は女王蜂。
新しい女王蜂が居るはずですが、二回点検しても見つかりません。
まだ処女の女王蜂ですから、小さい女王蜂で見つかりにくいという事もあると思いますが、居ないかもしれない。
養蜂の友達のオルネッラはすぐにでも女王蜂を調達してきていれるべきだという。
彼女の所で余っている女王蜂をくれるともいってくれました。
でも、「分蜂したのは女王蜂が誕生したからだから、新しい女王蜂が育つのをまてばいい」という意見もあり、どちらを選ぶかは私次第でー
勿論、既に交尾済みの女王蜂を入れたらまた卵を産んで、ミツバチの数は増えて蜂蜜を沢山集めてくれる。
という考えは蜂蜜の採集するにはベストですが、他所から来た新しい女王蜂を必ずしも、ミツバチ達が受け入れるとは限らないのです。
既に居るかもしれない女王蜂を育てて、ファミリーを作っていく方が自然です。
私は焦って蜂蜜を集める事を考えるよりも、じっくりと自然に従ってみようと思っています。
養蜂も本当に簡単ではありませんね。

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今年の私の巣箱達


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by galleriaarsapua | 2017-05-05 07:26 | 蜂蜜作り

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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