泉大津市という所
2017年 03月 17日
泉大津は丁度、関空と難波の真ん中で田舎でもなくて都会でもない海沿いの街です。
海沿いといっても綺麗な砂浜があったのはもう大昔の事でいまでは海水浴が出来る海ではありません。
この泉大津は日本で初めて毛布を作った街で毛布業、繊維業が栄えていた頃はとても繁栄していました。
が、時代とともに繊維業も変わっていってしまいました。
この泉大津は私が生まれて育った街です。
子供の頃は泉大津が好きでした。が、大人になり、泉大津を離れ、東京にいったりした私は泉大津を田舎だと思う様になってしまいました。
が、両親も私以外の兄弟も泉大津に住んでいます。
ですから日本に帰った時は忙しくて数日に成る事もありますが必ず泉大津に帰っていました。
去年末、幼稚園からの親友と20年以上ぶりに連絡を取り合い、それをきっかけに子供時代の友達と会いました。
幼稚園とか小学生の低学年の友達って家の事情も全て丸見えで動物的感覚でつき合っていたような気がします。
あれから何十年経ってあのときよりも少し大人に成った自分たちがあのときに大好きだった友達と友情を育む事が出来る事は素敵な事だなって感じています。
今回、2週間という短い期間ですが日本へ帰りました。
目的は日本で私のワインを売る準備をするためです。
2日は移動日ですから実質12日間でしたが泉大津の市長さんと会いました。
37歳の若き市長は新しい旋風を泉大津にもたらしたいと希望に燃えていました。
そして泉大津出身の私に一緒に頑張りましょうと。
この市長さんに会うきっかけを作ってくれたのも幼稚園からの親友でした。
私はいつも自分が生まれた所と死ぬ所というのはすごく意味があると思っていました。
どこで死ぬかはまだわかりませんが生まれた場所はやはり変えられないし、意味があるんだろうなって。。。
今回、この幼稚園からの親友のおかげで私は泉大津に引き戻されました。
今はインターネットの時代ですから泉大津だけで仕事をする訳ではありませんが自分の生まれ育った場所に見えない力で戻された様に感じています。
ただ泉大津は海があるのですが山がないのです。
山の魅力を知ってしまった私はそれがとても残念に思います。
大阪湾って私が子供の頃はすごく汚かったのですが今は綺麗になってなんと鰻も捕れるようですよ。
泉大津に流れている大津川という川の下流は鰻の稚魚や伊勢エビも居るそうです。
(ヌートリアもいるそうですが・汗)
あんなに汚かった海も綺麗になる力があるって思うとやっぱり自然は素晴らしいです。
近くにある自然を大切にそしてその自然の恩恵を受ける暮らしがいい暮らしなのではないかと思っています。
人気ブログランキングに参加しています。更新を待って下さっていた方、いつもありがとうございます。クリックして応援して下さるととても嬉しいです!人気ブログランキングへ携帯からの方はこちらへおねがいします