カッラーラのマドンナ
2017年 02月 10日
亡くなった学生の家族はクリスチャンでもありませんがこうしてミサをしてくださった事を有り難く嬉しく思われていました。
イタリアはやはりカトリック教会が強くていろんなスキャンダルも耳にしますが純粋にこうして一日本人学生のためにミサを行ってくれた事は嬉しく思いました。
そしてミサが終わった後、司祭自らカッラーラのドォウモにあるマドンナをいつもは閉じてる扉を開けてみせてくださいました。
カッラーラだから大理石で作られそうなのですがこのマドンナはプロチェッシオーネというカトリックの儀式があり街中をマドンナが御神輿の様に担がれて行進するセレモニーのときに使われるためにわざと軽い材質で作られたようです。
この後、司教が遺族の方を司教が住んでいる家へ招いてくださってビンサントというお酒とドルチェをごちそうしてくださいました。