カッラーラ在住日本人グループと

カッラーラは小さな街なのですが昔から日本人がいつも何人かいます。
昔は彫刻家や石屋さん、日本の景気がいい時は日本の石材会社の支店が幾つかありました。
今もアカデミア(美術大学)があるから若い芸術家の卵たちがカッラーラには絶えずいます。
小さな街なので皆ほぼ顔見知りで時々皆で集まってご飯を食べたりして仲良くしています。
今日は昔カッラーラにいて今は日本で活動する彫刻家の方がミラノで個展をするので友達とイタリアを回る事になり古巣のカッラーラにきてくれました。
我家に泊まる事に成っていたので昔からいる日本人のお友達をよんで食事会をしました。
大体日本人が集まる時はアジアン料理に成るのですが今日は久しぶりにイタリアにきた彫刻家の彼のためにラザニアを作りました。
昨日から作っていたラグーソースを使って。
その彼は今日石切り場を友達に案内していたようです。
その時沢山小さな石が落ちていて(それは殆ど持って帰ってもいいもの)本当にここは石の彫刻家にとっては天国だと思った。と話してくれました。
ずーっとカッラーラにいると忘れてしまうけれど本当にそうでしょうね。
芸術家にとってヨーロッパというのは心の故郷であると思います。
そして石の彫刻家にとってはカッラーラが心の故郷なんだろうな。。。
きっとミケランジェロだって。。。
などと石と彫刻家についてしんみりと考えてみました。


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by galleriaarsapua | 2016-11-14 03:29 | イタリアの生活

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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