カッラーラの郷土料理

今日は日本から知り合いの紹介で美術関係者がカッラーラまでいらしてくださいました。
お昼前にいらしてくださったので本当は我家で昼食を準備しようと思っていたのですが連日ワインの仕込みなど忙しく用意はできませんでしたが
コロンナータに向かう途中にあるカッラーラの郷土料理が食べられるトラットリアへ行きました。

窓の外は大理石の山です。私の家からみるよりも近いです。

まずはラルドを食べてもらいました。
ラルドとは豚の背脂を大理石の容器の中に岩塩とハーブで半年以上入れておくと大理石が油の悪い成分を吸い出して動物性から植物性に変わるという逸材。
生ハムの様に薄くスライスして出てきます。

そして熱々のフォカッチャ。

そのフォカッチャの上にラルドをのせますとラルドが溶け始めます。
一緒に食べると本当に美味しい。
ワインも進みますよ。

こちらはラリオリーニファジョーリという名前でバルロッテぃ豆のスープにタリオリーニという手打ち麺を入れたもの。
豆だけでなく野菜や残り物を全て煮込んだ家庭料理です。

そしてイノシシの煮込みとポレンタ。
日本ではジビエ料理ってあんまり食べた事はなかったのですがイタリアではジビエ料理は動物も自然に育っているので安全という人が多いです。
イノシシの煮込みとポレンタの組み合わせ好きです。





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