オリヴィエロ展覧会〜蓼科山聖光寺にて
2015年 07月 07日
長野県蓼科山聖光寺
il 3 Luglio a Nagano
思いの外、寒い長野県蓼科。
雨の朝、聖光寺の正面玄関から歩いて参道を歩きました。
それは本当に偶然の出来事だったのです。
オリヴィエロの作品「CROCE CARDINALE」をこの聖光寺に置く事に成った事はー。
一昨年の秋、銀座のヒロ画廊の紹介で聖光寺のご住職であり奈良の薬師寺のご長老でもある松久保先生との出会いがこんな風に展開するとはその時は思ってもいませんでした。
4月18日
東京のイタリア文化会館での展覧会の搬入の翌日、「CROCE CARDINALE」だけを長野県の聖光寺に搬入しました。
展示されている彫刻の材料は石です。
石は当たり前の事なのですが重いのです。
その石を展示する作業は想像以上に大変なのです。
今回は幸運な事に長野県諏訪市に亡き夫の大先生がいらしてくださりそのグループの方が本当に助けてくださいました。
無事に設置してプロの写真家の先生に写真を撮ってもらいました。
この頃はこちらでは桜も開花しておらずつぼみが膨らんでいる状態でした。
5月12日搬入
イタリア文化会館で展示した全作品を箱に入れて12トントラックで東京から長野県まで運びました。
あいにくお天気が悪くて長野県に着く頃は雨が降っていました。
こちらの茅葺き屋根の建築を移築した重要文化財のようなところで大理石の作品を展示させてもらいます。
小雨の中、皆テキパキと動きながら頑張って作品をトラックから運び出したりしました。
が暗くなった頃には雨も強くなりびしょぬれに成ってしまいました。
これで終わろうという事に成り作為品が入っている箱にビニールシートをかけてホテルに戻ってお風呂に入りました。
5月13日
前日の雨とはうってかわって晴天。
作業もとってもスムーズに進みお昼過ぎには設置完了していました。
オリヴィエロもとても嬉しそうに自分の作品をカメラに収めていました。
4月18日のときにはつぼみだった桜は丁度GWの頃に満開に成り5月15日には葉桜と成っていました。
5月15日オープニング当日
天気は晴れで展覧会会場にはテープが貼られています。
お寺の婦人部の方々の愛情いっぱいのお料理も用意してくださっていました。
人生で初めてテープカットというものを体験しました。
松久保住職、直々、作品の解説をしてくださいました。
なんと有り難くもったいない事でしょう。
聖光寺では作家オリヴィエロの作品の解説文も展示しました。
それを一生懸命に見てくださる松久保住職さま。
この方との出会いはオリヴィエロにとって人生での宝物に成る事でしょう。
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