オリヴィエロ展覧会予告〜愛おしき日本人

オリヴィエロの展覧会の事をもう少し詳しくレポートする前に東京展覧会の開催中2週間、私は会場にほぼ毎日居ました。(はい、私が留守の間にいらしてくださった方が何人も居る事も知っています、ごめんなさい)
オリヴィエロの作品は、イタリア文化会館館長のアミトラーノ氏がとてもうまく解説してくれたのですが
「苦しみを美」に変えて表現している作品群です。
手足を切られて布にくるまれて逆さ吊りにされていたりー
でもそれは現代の一番苦しんでいる人に焦点を当てて制作し続けた彼の意識がそれを作らずにはいられなかったのでしょう。
はっきりいってそんな作品を作るよりももっと売れそうな作品を作った方が得策だし人生も簡単になるはず。
でも彼はそこから逃げ出さずにコツコツと作り続けたのです。
そんな作品群が並んだ今回の展覧会。
もしかしたらこんな彼の頑な主張が並んだ展覧会は最初で最後かもしれません。
そんな展覧会でしたが日本の方は理解してくださいました。
いえ、理解しようとしてくださいました。
プロの彫刻家の方やデザイナーの方がいらしてくださって真剣に観察してくださいました。
そして2,500円という決して安くはないカタログを求めてかえってくださったのです。
オリヴィエロの作品は自分が元気でないと直視できないかもしれません。
それは持つ人を選ぶ日本刀の様なものかもしれません。
でも人間がこの世を行きて行くというのはエネルギーを出して知恵を出して向かって行かないと行けないのです。
その事を彼は作品をとおして我々にエールを送っているのでしょう。
日本で生まれて育った日本人の私がオリヴィエロとの出会いを人生の中で大きな転機と成った様に彼の作品を沢山の日本の方に見ていただいて何かを感じてほしいと思ったのでした。
その目的は果たされたのではないかと信じています。
次回のブログで彼の世界をもう少し紹介できたらと思います。





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by galleriaarsapua | 2015-05-23 04:28 | 愛を込めて

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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