イタリアの官僚制度

今日は朝から税理士さんとのアポイントがありました。
Brocrazie Italiana(イタリアの官僚制度)は世界一複雑だといわれています。
有名なペルメッソディソッジョルノ(滞在許可書)をとるときも本当に何度も泣かされましたし家を建てるときの建築許可も大変でした。
だって窓一つつけるだけでも許可、壁の色も許可なしでは決められないし、そしていわれた書類をすべてそろえて提出してもいつも何か不備があるという。
役所の担当者に会うだけで一日がつぶれてしまうこともあります。
あって有意義な情報を得るというよりも待つ時間がほとんど。
担当者はカフェにいってたりしてーなんてこともしょっちゅう。
人によっていうことは変わるし「この国は本当に法治国家なのか?」と思ったこと何度もありました。

今日は税理士さんに税金のことでいろいろ相談しました。

私の税理士さんは私よりも少し若い女性税理士。
代々続く税理士事務所の娘さんで優秀なのですがとても固い。
イタリア人とは思えないほどきちんと細かなことも指摘してくる。

今日はベテランの優秀な税理士の先生も一緒に面談。
色んことを相談しました。
イタリアの国は今財政が厳しいのでどこから税金を取るかばかり考えているような気がします。

えっそこまで?って思うようなことも。
私のような弱小企業にそこまで要求されるのはどんなものかと思ってしまう。


それに比べて日本はまだイタリアほど税金の取り立てや監視は厳しくないような気がします。
特に弱小企業に対してはー

だって確定申告も税理士の先生に頼まなくても自分で申告することも出来るしー

イタリアでは必ず税理士を雇う義務がある。
自分で申告することなんて出来ない。


もろもろの事情で日本に帰る度に日本でも優秀な会計士の先生と必ずお会いしていろんなお話をきかせてもらっていて両方をタイムリーに比較できているつもりです。
ただこれから日本も税金を徴収しないと行けなくなるのでだんだんイタリアみたいになって行くのかな?

ただ、あまりシステムで締め付けると国民性が悪くなるのでその辺のことも考慮していろんな法律を決めて欲しいです。


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by galleriaarsapua | 2014-05-23 04:41 | イタリアの生活 | Comments(0)

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


by galleriaarsapua