日本で美味しいもの〜なべ家
2014年 04月 24日
JR大塚の桜、
夜桜です。
東京の最後の夜です。
この日は楽しみにしていたなべ家さんで少人数のお食事会。
江戸料理や、なべ家の玄関。
桜が咲く頃は寒の戻りがあり花冷えします。
こんな炉が迎えてくれてほっとします。
床の間にかけられたお軸とお花。
今日のメンバーはちい茶な会の方で何度もカッラーラに来てくださっている方達です。
いつも冬に帰ってくるのでなべ家さんの冬のコースをいただいているのですが今回は春に帰ってきたので
春のコースをいただくのを大変楽しみにしていました。
左上からマグロ、時計回りになべ家卵焼き、カタクチイワシ、ワケギのぬた。
お海苔のお吸い物。
お造り、こちらのお造りはお醤油ではなくて江戸時代に用いられていた煎り酒とわさびでいただく。
お魚の味が引立てられておいしいです。
本日のお鍋、「ねぎま鍋」。
焼き鳥のネギまではありません。
長ネギとマグロをお鍋にして一緒に食べるのがネギマの発祥です。
それにしてもこのマグロというか、トロ、生でも十分食べられるものです。
わかめは徳島鳴門わかめ。
せりをさっと湯通しして一緒に召し上がります。
それぞれ日本の最高級の材料が集められているこのお鍋。
鰹節もすべて日本一。
その材料がすべて活かされて絶妙なハーモニーです。
全く同じ材料を手に入れたとしても同じ味が出せるのでしょうか?
答えはもちろんノーです。
それはこの材料をすべて扱って調理した、料理人、福田宏さんの力量なのだとつくづく感じました。
まさにオーケストラに指揮者がいるようにどんな素晴らしい材料もそれを理解しまとめる料理人がいるからおいしくなるようなそんなことを発想させるようなお料理でした。
こんな贅沢で粋な江戸のお料理を食べられて本当に幸せでした。
次は皆さんといっしょにまた食べたいな。と感じた東京最後の夜でした。
なべ家、玄関に鎮座している招き猫。
「なべ家」
東京都豊島区南大塚1-51-14
03-3941-2868
JR山手線「大塚駅」南口から徒歩約3分
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