彫刻が出来るまで〜カッラーラシンポジウム
2013年 07月 11日
カッラーラは今、マーブルウィークとシンポジウムで賑わっています。
マーブルウィークのことはまた次回レポートするとしてシンポジウムのレポートです。
今回のシンポジウム参加者は5人です。

それぞれこんな感じで大理石のブロックを渡されます。

こんな塊をそれぞれの彫刻家が自分が用意したモデルに沿って掘り出していくのです。
今日は一人の作家を追跡してみましょう。

ここでは電動のこぎりみたいな機械を使っています。

この辺りからノミを使って掘り出します。

段々形になってきました。
上に乗っているのがモデルです。

モデルに近づきだしました。

この作品の作家はこのブログの読者にはお馴染みのオリヴィエロ、ベルトラーゾさんです。
Buon Lavoro, Oliviero!!

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テレビを見られたのですね。
バンジさんも出ていたのですか?
すごいな。バンジ美術館のバンジさんですよ。
バンジ美術館は素晴らしいですよね。
バンジさん、私も何度かお目にかかりました。
全てを見透かされているような審美眼を持っています。
カッラーラ、時が止まっているような場所です。
このブログで満喫してもらえたら本望です。
今後ともどうぞ宜しく御願い致します。
石切り場すごいです。
命がけで皆、働いています。
ミケランジェロが指定した山も紹介していたのですか?
その番組、見たいなぁ。。。
ミケランジェロが滞在した家はカッラーラの旧市街にあります。
我が家から車で10分くらいの所にあります。

芸術家オリヴィエロさん!
最後の写真は、オリヴィエロさんの工房でしょうか。
たくさんの作品があって、雰囲気のある場所ですねぇ。
今でこそ電動工具があって、ある程度まではその力を借りることができますけど、昔の芸術家というのは、今よりものすごい時間をかけて作品を作っていたんでしょうねぇ。
何かを生み出す、というのは、懇親の力を必要とするですね。
コメントの返信が遅くなってごめんなさいね。
ちょっと忙しくしておりました。
今年はオリヴィエロさんは彫刻の方が忙しくなっていて私も気軽に色んなことを頼めなくなっています。
昔は今は使っていない色んな道具があってその呼び方もとてもポエティックだったのですよ。
時間はかかったのでしょうが楽しんでいたのでは中と感じます。
おっしゃるように何かを生み出すのは命掛けなんでしょうね。
母は強しです。