矯める

13年前、東京で太極拳を習っていた。
楊名時太極拳といって日本に太極拳を広めた楊名時先生の奥様の麻紗先生から教えてもらうという幸運に授かった。
太極拳は膝を少し曲げてその状態で舞っていく。

ゆっくりゆっくりと舞う動作を膝を少し曲げている状態でするのはかなりの労力がいる。

全然違う時にある方とお話をして「矯める(タメル)」ということについて話した。
辞書を引くと矯めるとは「磨きをかける、一段と立派なものにする、じっとねらいをつける、等など、、、」
太極拳の膝を曲げている状態、それは「矯める」という動作になる。

ピーンと真っ直ぐに立っているのではなくてちょっと膝を曲げて矯めている状態。
その状態のおかげで静かにそして速やかに色んな動作に移ることが出来る。
中国人、やはり侮れません。

このブログで中国人を褒めたい訳ではありません。(苦笑)

でもこの矯めるという状態、まっすぐに立っているよりも労力使います。




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by galleriaarsapua | 2013-03-13 03:51 | ひとり言

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


by galleriaarsapua