ちい茶な茶会、カッラーラにて
2012年 08月 30日
カッラーラにてちい茶な茶会のレポートです。
2年前にもいらしてくれたちい茶な会のメンバー。
特に代表の福田敏子先生は私に茶道と日本の文化のよさを教えてくれた恩人です。
今回は昨年の東日本大震災が発生したときカッラーラで美術チャリティー展覧会をして1千万円近くのお金を日本赤十字社に送りました。
その事を敏子先生が評価して下さりさらにカッラーラの方にお礼をしたいとの気持ちを込めていらして下さったのです。
8月23日、お茶会当日。
朝から準備の予行練習が繰り返される。
お点前をする位置も決まりました。
大理石風炉はオリヴィエロが作ってくれました。
サロンは美術品と一緒に水屋の役割もー
PM7:30過ぎ、お茶会の開始です。
カッラーラ在住の彫刻家、杉山 功氏が進行して下さいました。
隙のないお作法が始まります。説明なんていらない。
もうこれは舞台で劇場です。
一座建立という言葉がぴったりです。
何度も繰り返されるお点前。
周りは段々くらくなってーー
虫の声も聞こえてなんだかとってもいい感じ。。
サロンではイタリア在住日本人作家、美術家、工藤文隆氏の作品と、
画家の工藤あゆみさん
画家の佐伯明子さんの作品がコラボレーションで頑張ってくれていました。
最後、トレヴィーゾ在住の佐野明子さん(右から3番目)のオペラ歌曲で会の〆にー
総勢40人くらいの方がこの日お茶会に参加して下さいました。
リラックスしたと言ってく喜んでれた方が沢山いました。
日本の文化が集結された茶道。
晩夏の夜にカッラーラの方といっしょに和の時を持つ事が出来て忘れられない夏の日となりました。
「頑張る、ニッポン!」無事終了。
*おまけ
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今回もまた、茶道という芸術と、美術品という芸術のコラボで、いい雰囲気ですねぇ。
お点前をされる方の筋の通ったステキな雰囲気だこと!
着物も茶道も、どれも奥が深くて学びだしたらきりが無いですが、難しいことは抜きにして、リラックスしてもらえたのは素敵なお褒めの言葉ですよね。
カッラーラの山に茶道の緊張感が妙に似合っていて面白いなと思いました。
その思いと共に受け継がれて、続けられていくのが素晴らしいです。
デメちゃんのお利口さんぶりにすっかり和みました。
東京は、いや、日本全体も暑さの中にどっぷりつかってます。
すてきな茶会でしたね。思いがどんどんつながって〜
こうして、文化や芸術がコラボして、多くの方を励ます力に
なるんですね。
竹の籠の花と大理石でできた風炉がいいですね。
おつかれさまでした。
今回もいい雰囲気で行えました。
勿論サロンの美術品もそうなのですが夜の色が何とも美しかったのですよ。
お茶の世界って本当に日本文化の集結でそれをわかってくれるイタリア人もやっぱり感性がいいなと思いました。
本当にこの場所が最大限に活かされているのがとても嬉しくこれを続けていきたいと思っている次第です。
こちらの暑さは和らぎました。
東京はまだ暑いですか?
お体どうぞご自愛の上お過ごしください。
コメントありがとうございます。
大理石の山をバックにお茶を点てている姿は本当に素晴らしくイタリア人が日本の映像会社に売り込みにいけ!といっていたくらいです。(笑)
大理石風炉もよかったです。
こんな事が出来る環境に心から感謝しています。
本当に文化や芸術が色んな人を励ましていって欲しいです。
自分がしている事が周りの人そして社会全体、大きな視点からも役になっているのならば頑張りがいがあります。
ここにある物をかき集めて作った空間。
それがなかなかよかったのです。。。