点の化石〜Fossili del punto

今日も大木逹美彫刻展「Fossili~20世紀のメッセージを未来へ」の作品紹介と説明をさせていただきたいと思います。どうぞ皆さんおつき合いくださいね。


写真真ん中に写っているのは「点の化石（1975）」です。現在はイタリアのパルマの近くのCarpiという個人美術コレクターが所蔵しています。
点の化石について作者が著述していた文章がありますのでご紹介します。

数学上の点は見えないが明らかに存在する。私たち人間が集まるとその時々でメンバーの組み合わせによってそれぞれの空気が発生する。数学上の点と宇宙の点であり地球上の点である私たち点のイメージを視覚化し点は一つでは存在出来ないこと人間も一人では存在していない事など子供がブロックで遊ぶことなどの意味がある。
〜大木逹美


同じ彫刻でも
見る角度によって形も印象も変わります。更にこの彫刻はーー

並べ方によって全く違う彫刻になります。白大理石


こちらはポルトガルのピンクの大理石。材質が変わる事でまた印象も変わりますよね。

点の化石
フォルテディマルミ、個人美術コレクター所蔵。
点の化石の紹介と説明におつき合いくださってありがとうございます。


人気ブログランキングに参加しています。
皆さんのクリックのおかげで現在16位です。
とっても励まされています。



人気ブログランキングへ携帯からの方はこちらへおねがいします。