ミケランジェロの見たもの〜スタトゥアリオの大理石
2011年 02月 28日
ミケランジェロを研究中のかわいい女医さんはもうカッラーラを後にしていましたが更新が遅くなってしまいました。
ミケランジェロはカッラーラの大理石、それもスタトゥアリオという名前の白い石を大変好み、彼の作品の殆どがこの石で作られています。
特徴はシミが少なくて白くそしてダイアモンドの結晶が細かくて中はキラキラ輝いています。
ギリシャなどでも白大理石が取れるのですがカッラーラの物とくらべると結晶はあらくそれと野外においておくと変形してしまうということも。。。それを防ぐ為にもそれなりのメンテナンスが必要です。
しかしカッラーラの石はどんなに寒空の元、野外に置いたとしても変形する事はありません。
ルネッサンスの頃、石を求めにカッラーラに頻繁に訪れていたミケランジェロ、頑固なカッラーラ人とけんかします。
色んな問題があってメディチ家が所有していたピエトラサンタの石を使って制作した事もありますがそれらの作品は全て未完に終わってしまっています。
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ミケランジェロの見たものかぁ…当然昔の人も同じものを見ていたんでしょうが、「ミケランジェロ」とか自分が知っている人名を聞くと、俄然リアリティが増しますね。どんな風に見て感じていたんだろうって、思いを馳せやすくなるというか。
知識のない私から見たら、「ただただ美しい白い山」ですけど、こうやって少し視点を変えるだけで、ずいぶん新鮮なものですね(^^)
大理石が持っているものかもしれませんが。
ミケランジェロが見たもの・・少なくとも、ミケランジェロの石切り場という場に立つことができただけでもうれしかったですよ。
ミケランジェロにあこがれてカッラーラに始めて伺ったコトを思い出しました。カッラーラはcinquecentのミケランジェロと芸術を愛する人を繋いでくれる数少ない場所の一つです。またいつかミケランジェロに会いに行きます。
寒い寒い東京です。
ここ、次回は行ってみたいなぁ!ってkazuちゃんの記事をみて思いましたよ~
ミケランジェロの見た景色、見てみたいです。
カッラーラ人も頑固かもしれないけれど、ミケランジェロも相当なものだったのじゃないか、と思うわ~
いい勝負だったのじゃないかしら!
クレーンの小ささで分かります。
「華麗なる激情」という映画で、ミケランジェロ(チャールトン・ヘストン)がシスティナ礼拝堂の天井壁画を描けと、ユリウス2世に命令されるのですが、逆らって行方をくらますのですが、石切り場で作業しているところで見つけられるのです。
あれが、このカッラーラの石切り場だったのですね、
映画の記憶と、この写真が合致しました。有難うございます。
おっと、>頑固なカッラーラ人 とは...笑。ミケランジェロは、さて、カズちゃんからみると、どんな人なんだろう?いつの日にか、また、教えてください。
石切り場に行くとミケランジェロを身近に感じます。
石切り場って本当に工事現場のようで危ないのですけれどね。。。。
でも物を作るってきれいなところではないのですよ。
産みの苦しみと言いますか。。。
今度カッラーラに来たときそう思って石切り場とか見たらまた違った視点でミケランジェロを感じますよ☆
ミケランジェロの石切り場にはミケランジェロの魂が居ますよね。
こんなに切り刻まれている事をミケランジェロはどう思っているのだろう。。。
家のサロンの床の大理石、スタトゥアリオのしたのオルディナリオですが掃除してあげるととてもきれいになってくれます。
大理石の虜になる気持ち。わかります〜。
東京、寒いのですか?
もう3月だというのにね。でもこの寒さが過ぎると春ですよ☆
ミケランジェロも頑固だったでしょうね〜。
当時の彼が描かれた絵はローマ法王に指図している構図ばかり。。。
それと靴のまま寝たりきれいとは言えなかったそうですよ☆
でも彼の作り出す世界には本当の美がある。。。
芸術って。。。麻薬です。
よくぞ、クレーンの小ささに気付いてくれました。
本当に石切り場に行くと実寸大がわからなくなってしまうくらいなんです。
「華麗なる激情」(題もすごい!)と言う映画、勉強不足で知りませんでしたがそういうシーンがあったのですね。。。
なんだか微笑ましく思います。
この石山はミケランジェロにとって本当に特別だったのだと思います。。。
「アートに無知」とおっしゃいますがfalmouthMEさんもパートナーさんもアーティストの気持ちのわかる理解者ですよ、立派な。
ミケランジェロは天才です。
そして心が本当に純粋で優しい。。。。
カッラーラの人が悪いのですよ。。。フフフ、これホント!