KANSAI!

日本滞在紀、最終回です。
東京では向田邦子の小説に出て来るような家、ちい茶な会館で楽しみ、夫のルーツ、福島でも心づくしのおもてなしを受けて色んな人や魂を感じ、そして徳島をふるさとみたいに大好きといっている私ですが私の本当の故郷はー


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大阪OSAKA.



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道頓堀川も河川敷が出来ていたりして変わりました。
といっても私の知っている道頓堀ってもう20年くらい前のお話。
その後東京に住んだので大阪は本当に遠い昔話のよう。。。
イタリアに来て大阪に住んでいる新しいお友達が増えたりしているのでまた違った角度で大阪を感じている。
大阪弁でしゃべるとやはり地がが出ているような気がするし安心感がある。
だって小さい時にしゃべっていた言葉遣いだものね。
イタリアってやっぱり大阪に似ていると思う。
色んな人種が混ざっていてそしてざっくばらんで面白くて粉ものが好きでー

働きだして仕事で東京に行くことがあったのですが新宿に行くと疲れて疲れて「私やっぱり東京あかんわー」なんて大阪に帰ってきてよく愚痴ってた。

でも結婚して住んだ東京は自分の思っていた東京と違う顔を持っていてすごく好きな街になった。

大阪もきっと色んな顔を持っているんだろうな。
そしてきっとイタリアもー



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このお人形は京都に住むお友達hさんから頂いたhさん手作りのお人形です。
左が私で右がhさん。
いつも使うカバンに付けて大切にしています。

京都にもこんな素敵なお友達がいることを自分の財産に思っています。

一年ぶりに帰った日本、外国人も沢山増えてインターナショナルになっている感じは強くなっていた。
渋谷で中国語やハングルをよく耳にした。
去年までは「えっすごい、ここまで占領されている!」って内心ちょっと思ったけれど今年は違った。
「皆、日本に来て日本に暮らして日本を好きになってくれたらいいな。。。」なんてね。
そしてふと石川啄木の短歌
「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」
という歌を思い出し中国や韓国の外人が自分の故郷の言葉を懐かしんで渋谷に聞きに来るのかもーなんてセンチメンタルになったけれど今じゃあインターネットっていうものがありましたね。

東京の電車の中で席を譲る光景を沢山見ました。
なんだか恥ずかしがらずに他人とコミュニケーションをとろうとしている人が増えていることを嬉しく思いました。

私はこれからも日本に帰るたびに日本人を観察しそして感じ一喜一憂するのかもしれない。
でも日本人が強く逞しくそしてやさしくいてくれてそれを感じて幸せを感じる旅をし続けたいと思いました。








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Commented by 村石太マン&ネットン at 2013-02-24 13:27 x
言葉遣い で プログ検索中です。
大阪弁は 愛嬌を 感じます。京都弁の美しい女性は 京都弁使うと かわいいと 思います。
ブログ文化が 進んでく中で 文章表現も 言葉遣いかなぁ
狭い日本の中で 人間関係 世界との外交も 気になります
Commented by galleriaarsapua at 2013-02-25 02:27
*村石太マン&ネットンさん、こんにちは。
関西弁にはリズムがあります。
最近の大阪人は大阪弁をしゃべらなくなりましたが方言は文化だから守りたいです。
ブログの文章も言葉遣い。。。なるほど。
おっしゃる通り日本の中での人間関係、世界との外交も気になりますね。
Commented by nobukoueda at 2013-03-03 22:24
日本にいらしてたのですね。もうかえられたのでしょうか。
又次回京都にいらしたらぜひともお会いしたいですね。
木版画のMさんとはこちらの展覧会でおあいしましたが。
いつも前向きで凄く刺激になります。
外から日本をみるとまたよい所いっぱい発見もできますよね。
Commented by galleriaarsapua at 2013-03-06 04:40
*nobukouedaさん、こんにちは。
そうなんですよ、日本に帰っていたのです。
京都はhさんにあう為に東京の帰りに寄りました。
駆け足の関西でした。
またゆっくりお会い出来る日があると信じています☆
by galleriaarsapua | 2013-02-22 23:33 | giappone(日本) | Comments(4)

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


by galleriaarsapua