チャリティー展覧会5、6日目

5日目
朝一番から美術館に入ってカギを開ける。
当番のAちゃんも今住んでいるフィレンツェから朝6時の電車で来てくれる。
午前中のうちにゴミ袋などを買いにいきAちゃんは美術館の床掃除などしてくれる。
今日は大事なお客様が来ます。「Fondazione Cassa di risparmio Carrara」という銀行の財団が今度新しく出来る本社に置く美術品を買いにきてくれたのです。
なんと8点も購入して下さる。合計、13.000ユーロ。(約、150万円)
その後も美術学校の先生が生徒を引率してきてくれたり来場者が多かった。
新聞にも毎日のように掲載してくれていてこの日も「Nazionale」の記者とカメラマンが来る。
日本人のスタッフは担当でなくても皆なぜだか集まってくる。

6日目
この日の朝はB&Bの方にお客様がいるので朝ご飯を準備したりしないと行けないので昼前に美術館に着く。
今日は土曜日だからか(海などに行っている?)来場者も昨日ほど多くない。
朝どうしても頭がはっきりしないのでバールでコーヒーを飲みにいく。
そうこうしていると来場者も増えてきた。
それも買いにきてくれている人が多い。
B&Bにとまっているお客様も来てくださって彫刻を買っていってくれた。
とても気に入った作品もあったけれど皆売れてしまっている!と残念そうでした。
その後も次々と作品を買いにきてくれたお客さんでにぎわう。
勿論、出品したアーティストがご自分の素敵な作品を良心的な価格で寄付をしてくれているからなんだけれど毎日、掲載してくれている新聞にも大感謝。
今日の最後の時間は日本人スタッフほぼ全員が残っていた。
最後に「明日で終わりだから頑張ろうね〜」って励ましあって別れた。
心地いい疲労感で帰途につく。
明日は最終日。アスタ(競売)とコンサートがあります。

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by galleriaarsapua | 2011-04-17 04:27 | 彫刻

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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